NATO戦略概要、12年ぶり採択 深化する中露関係に危機感示す
北大西洋条約機構(NATO)は29日、スペインの首都マドリードで首脳会議を開き、連盟の新しい「戦略概念」を採択した。ロシアの侵略、中国が構成する体系的な挑戦、そしてロシアと中国の「深化する戦略パートナーシップ」を新たに加え、注視していくことを盛り込んだ。
NATOのストルテンベルク事務総長は29日、インド太平洋のパートナーとして初めてオーストラリア、日本、ニュージーランド、韓国を迎えたことを歓迎し、「中国の主張の高まりとその強制的な政策は、同盟国とパートナーの安全に影響を及ぼしている」と指摘した。
また、「中国は核兵器を含む軍事力を大幅に増強している。隣人をいじめ、台湾を脅迫している。高度な技術を通じて市民を監視し、制御している。そしてロシアの嘘と偽情報を広めている」と非難した。
関連記事
トランプ米大統領は28日午前、ホワイトハウスで、訪米したウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ウクライナは […]
英ストリーティング国防相は、トランプ氏の圧力が欧州の防衛強化を促したと評価。将来は欧州が感謝すると述べ、対米依存見直しと自立強化の必要性を強調した
「米国に無人機工場を建設したい」 ゼレンスキー大統領が米ウクライナの無人機共同製造構想を公表。戦場で培った技術と米国の製造力を組み合わせる「製造同盟」は実現するのか
ベルギー連邦検察は25日、北大西洋条約機構(NATO)の欧州連合軍最高司令部(SHAPE)でインターンとして勤務していたカナダ国籍の女性を、スパイ行為や犯罪組織への参加の疑いで逮捕したと発表した。女性は現在、勾留されている。
ベルギー検察当局は7月25日、ベルギーにあるNATOの軍事司令部で実習していた中国系のカナダ人女性を、スパイ活動に関与した疑いで逮捕したと発表