台湾大学生、中国軍の軍事施設マップを作成 本土に1200カ所
台湾の東呉大学音楽学科4年生、温約瑟(Joseph Wen)さんは20日、グーグルの「マイマップ」機能で作った中国軍の軍事基地をマーキングした地図を公開した。同地図は日本時間午後6時現在で約64万回閲覧された。
温さんは1年前、中国海軍雑誌「艦船知識」が台湾の兵力配置概略図を公表したのを見て、中国軍の施設配置図を自分で作りたいと考えた。
1年あまりの時間をかけ、中国政府の公開資料、関連論文、報道機関の報道などにあたった。グーグルマップや百度(バイドゥ)地図などを利用して「中国人民解放軍基地及び施設」マップを作成した。
関連記事
中国当局は台湾などに対する軍事的な威嚇をさらに強めている。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は10月18日、中国当局の情報筋の話として、中国軍は、台湾を目標として、最新の極超音速滑空ミサイル「東風17(DF-17)」を実戦配備したと伝えた。
欧米の当局者は中国がカンボジアで海軍施設を秘密裏に建設していると指摘した。米紙ワシントン・ポストが6日伝えた。 […]