防衛省が発表した、北海道東部を航行するロシア艦艇(防衛省)

ロシア艦艇5隻、北海道東方海域で演習 極東での「活動能力誇示する狙い」

海上自衛隊は9日、北海道東方の太平洋で活動するロシア艦艇5隻を確認した。岸信夫防衛相は会見で、ロシアがウクライナ侵略を続けるなか、極東においても同時に活動し得る能力を誇示する狙いがあると指摘した。

確認されたのはロシア海軍所属の駆逐艦やフリゲート艦計5隻。ロシア国防省は、同国太平洋艦隊の40隻以上の艦艇と20機以上の航空機が参加する大規模演習を3日以降に太平洋で実施すると発表しており、確認された艦艇はその一環とされている。

ロシア軍の演習に対し、政府は千島列島周辺海域及びわが国のEEZを含む三陸沖の海域において、ミサイル発射等を目的とした航行警報を発出している。岸防衛相は同様の演習が今後、三陸沖にて実施される可能性について注視する必要があると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
防衛省統合幕僚監部は10月14日、中共海軍の空母「遼寧」を含む艦艇計4隻が沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋へ進出したと発表。石垣島の南約250キロの海域で「遼寧」から艦載戦闘機が発着艦する様子も確認された
小泉防衛相は10月14日の衆院予算委で、中共政府の「新型軍国主義」言説に「核兵器も戦略爆撃機も持っていない国に対し、いずれも持つ国がそう主張する」と指摘。中共政府の言説に「共感する国がいるのか」と疑問を呈した
小泉防衛相は10月13日の閣議後記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射の増加や、中国の軍事力増強、ロシアと中国の軍事連携の動きなどを挙げ、日本を取り巻く安全保障環境が「戦後最も厳しく複雑」になっているとの認識を示した。
防衛省は10月9日、「即応宇宙輸送能力」の調査研究開始を発表した。有事などで失われた衛星機能の迅速な回復を目指し、民間からロケットの製造・打ち上げ方法の提案を募る。安全保障と宇宙産業の接点となる一方、実用化の時期や予算規模は未定だ
政府は10月1日、サイバー対処能力強化法とサイバー対処能力整備法の一部を施行し、重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の運用を開始した