米上下両院超党派、対中競争法案一本化を目指す 6月中
米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米国の超党派議員は中国を念頭に、米国の競争力を強化するための上院の「米国イノベーション・競争法案(USICA)」と下院の「米国競争法(America COMPETES Act of 2022)」を、今年6月に一本化することを目指している。
米上下両院の民主・共和党の議員107人から構成する「超党派イノベーション・競争法案会議委員会(Conference Committee on Bipartisan Innovation and Competition Legislation)」は12日、初めて会合を開いた。
昨年6月、上院では米国内のハイテク産業やサプライチェーン強化のための2500億ドル規模のUSICA法案を可決した。下院では今年2月に国内の半導体産業など強化するための3500億ドル規模の類似法案「米国競争法」を可決した。
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