研究:「彼岸の世界」あの世とはどういう世界か(3) 彼岸の世界は精霊の故郷
彼岸の世界は精霊の故郷
ミシェル・ニュートン博士は、彼の著書『Destiny of Souls(魂の宿命)』で、彼岸の世界に対する驚くほどの詳細な回答を提示しています。
ニュートン博士は、認定催眠療法士のマスターです。彼は自分のクリニックを運営している間も大学で教えてきました。偶然、彼は前世療法の魔法を見つけました。
ある日の事、体の右側に慢性的な痛みがある患者がニュートン博士のクリニックを訪れました。彼は、いつものように、患者のために催眠療法を行いました。
ニュートン博士は、深い催眠術にかかった患者が、第一次世界大戦の時空の中の、ある前世に入ったことを発見しました。その患者はフランスで戦い、敵の銃剣で亡くなりました。患者の体の右側の痛みは、その時の外傷によるものでした。この前世療法で患者の痛みは完全に取り除かれました。
それからニュートン博士は、人間の意識が実際に生まれ変わりの間に、他の世界に入ることができるのを発見しました。ニュートン博士にこの扉を開いてくれたのは中年の女性でした。女性はしばしば深い孤独と不可解な孤立を感じていました。
前世療法による催眠術で人生を遡る時に、ニュートン博士はその女性に、とても仲の良い友人のグループがあるかどうかについて尋ねました。突然、女性は泣き始めました。「私は仲間を恋しがっています。それが、私がこの世でこんなに孤独な原因です」と言い出しました。ニュートン博士は少し迷って「あなたの仲間はどこにいますか」と続いて尋ねると、彼女は、「私の永久の家にいます。私は彼らを見ています!」と答えました。
その女性の意識は向こう側の彼岸の世界にある故郷に漂い、彼女は自分が所属するグループの中で生涯の伴侶を見ました。それ以来、ニュートン博士は彼岸の世界を研究し始めました。
ニュートン博士の被験者には、無神論者と敬虔な信者が含まれますが、深い催眠状態で彼岸の世界を振り返ると、皆一様に、非常に一貫した説明をしています。
彼岸の世界こそ、彼らの恒久的な故郷なのです。彼らは肉体を離れると、まるで深海に飛び込んだ人が浮上して海面に出てきたように軽くて自由自在で、本当の故郷へ帰り、本当の自分自身を見つけるのです。
(翻訳・郡山雨来)