2022年1月2日、看護師のダイアン・リヒターさんは米ミルウォーキー市での神韻公演を鑑賞後に、50年近く続いた背中と首の痛みが、いつの間にか消えていたことに気づきました。(大紀元)

董宇紅博士が語る神韻の奇跡「善良な心が、治癒力や免疫力を高める」(2)

そのほかにも、実際に劇場で神韻公演を鑑賞した人に起きた「奇跡的な変化」は、枚挙に暇がありません。

69歳の看護師であるダイアン・リヒターさんは2022年1月2日、米ミルウォーキー市で神韻公演を鑑賞しました。

その際、客席でステージを見ていた彼女に不思議な変化が起きました。半世紀前の事故以来、約50年間続いていた背中と首の痛みが消えていたのです。

現代の西洋医学によれば、このような慢性疼痛の改善はエンドルフィンが効いた結果かも知れないと考えます。エンドルフィンは脳下垂体から分泌される体内ホルモンで、いわゆるモルヒネのような物質であり、「天然の鎮痛剤」とも呼ばれます。

ネバダ州のヘレン・シュミットさんは、機能が低下する持病があるため、酸素ボンベを持参して神韻公演を見ました。ところがステージを鑑賞した後、彼女は自ら酸素ボンベを外し、自然に呼吸している状態で友人らと歓談していたのです。

劇場のロビーは人が密集しているため、肺機能に懸念がある人にとっては酸素ボンベが必要なはずですが、どうして彼女は酸素不足にならないのでしょうか。

考えられることは、気管支や肺組織の炎症が改善されて、呼吸機能が回復したのかもしれません。

ネバダ州のヘレン・シュミットさんは、持病のため酸素ボンベ持参で来場しましたが、神韻公演を鑑賞後、酸素ボンベを取り外して話しました。(NTD新唐人)

パーキンソン病を患っていたディクソン氏が、神韻公演を鑑賞した後に、「常用していた杖を使わず、自力でしっかり立ち、歩いて劇場を後にした」という実話は、現代医学では説明が極めて難しい事例となりました。

神経変性疾患であるパーキンソン病は、認知症とともに、患者にとって苦痛の大きい疾患です。主な原因は、脳内の神経細胞が徐々に死滅し、ドーパミンの量が減少して運動機能が著しく低下することです。そのため、歩けたとしても、杖や歩行器が必要になります。

現在のところ、パーキンソン病には根本的な治療方法がなく、主に薬剤や手術によって症状を軽減する方法がとられています。

そのため、ディクソン氏が身をもって示した例は「医学上の奇跡」とも言えるのです。

もしこの症例に対して医学的フォローアップを行い、同氏が神韻を見た後、病状の改善が持続する時間、ドーパミンの血清レベルの高低、脳の構造機能にどのような変化が発生したかを詳しく観察することができれば、研究価値の高いケースとなるでしょう。

通常、細胞の炎症の緩和、神経機能の回復、運動システムの回復が達成されて、杖を必要としなくなるまでには相当長い時間がかかります。リハビリとしては、数カ月を1クールとするのが一般的です。

なぜ同氏は、わずか2時間あまりの神韻公演を鑑賞した直後に、これほど急速な回復を遂げたのか。これについては、まだ全ての原因を説明することができません。

私は今、改めてフランスの脊椎専門医であるクラウド・ポータル氏の言葉に、思いをはせています。「神韻公演には心身を癒す力がある。それは、医者である私を驚かせるほどだ」。

世界的に見て、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の病禍は、まだ完全に終息したとは言えません。

しかし制限が解除された国や地域において、神韻公演は「一票難求(1枚のチケットも入手し難い)」と言われるほど熱いブームを、再び巻き起こしています。

慢性病をもつ患者さんや医師の方々から、神韻鑑賞後に現れた「奇跡的な健康効果」に関するフィードバックを、私もたくさん聞いています。

そのメカニズムに対する我々専門家の認識はまだ限られていますが、今後の医学の発展に伴い更なる認識が得られることで、次第に解明されることを期待したいと思います。

(口述・董宇紅/翻訳編集・鳥飼聡)

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