3月10日、英政府は、7人のオリガルヒ(ロシア新興財閥)幹部らの資産を凍結したと発表した。写真は制裁対象となったロマン・アブラモビッチ氏。2019年12月撮影(2022年 ロイター/Dylan Martinez )

英、ロスネフチCEOら新興財閥幹部の資産凍結

[ロンドン 10日 ロイター] – 英政府は10日、ロシア石油大手ロスネフチのイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)ら7人のオリガルヒ(新興財閥)幹部らの資産を凍結したと発表した。

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏も制裁の対象となった。

ロシアのプーチン大統領との関係により制裁リストに加えられたとし、純資産は合計で150億ポンド(197億4000万ドル)になると説明した。

ジョンソン首相は「プーチンのウクライナに対する卑劣な攻撃を支持した者に安全な逃げ場はない」と述べた。

このほかロシアのエネルギー大手ガスプロムのアレクセイ・ミラーCEOや国営パイプライン会社トランスネフチのニコライ・トカレフ社長らが制裁対象となった。

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