ドイツ、原発の稼働延長案を却下 ロシア依存軽減へ一時浮上
[ベルリン 8日 ロイター] – ドイツ政府は8日、ロシアへのガス依存を減らすために浮上した原子力発電所の稼働延長案を却下した。代替エネルギー源の構築を急ぐ。
経済省と環境省は8日、短期と中期の両方のシナリオを検討した結果、原発を稼働させるコストとリスクは利益を上回るとの見解を示した。国内に残っている原発は今年閉鎖される予定。
両省は声明で「利益とリスクを比較検討した結果、現在のガス危機を考慮しても残る3基の原発の稼働延長は推奨されない」との考えを示した。
残りの3基の原発はエネルギー企業のEnBW、RWE、エーオンが運営している。
ハベック経済相は、先週末に発表されたドイツ初の液化天然ガス(LNG)ターミナルは2年以内に準備されるとの見方を示した。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、ドイツでは先月、ロシアへの依存を減らすめ原発をエネルギーミックスの一部として維持する考えが浮上していた。
関連記事
法輪功の李洪志氏は「人類はなぜ迷いの社会なのか」を発表し、人々に堕落に抵抗し迷いから抜け出すことを促した。シドニー科技大学の馮崇義教授は、李氏の教えが「真、善、忍」に基づき、宗教的な倫理と人道を広く伝えていると評価している。
元北朝鮮駐英公使のテ・ヨンホ氏は、ロシアで戦う北朝鮮兵士に対し脱北を呼びかけた。テ氏は自由アジア放送のインタビューで「稀有な亡命の機会」と述べ、韓国への逃亡を勧めるとともに、兵士たちが金正恩のために命を犠牲にする必要はないと強調した。国を裏切る国の指導者、金正恩とはそういう人間ということだ。歴史には彼の汚名と犯罪しか残らないだろう。
ほんの数十年前まで抑止力の核を担っていた航空母艦(空母)は、もはやその力を失いつつある
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
スイスのチューリッヒ芸術大学は、中国のハルビン工業大学との共同プログラムを終了した。同校は協力終了の背景には、学位基準の違いや運営上のリスクがあるとしている。今後多くの大学が同様の対応を取る可能性が指摘されている