米上院軍事委員会の公聴会で発言するリック・スコット議員。2021年9月28日撮影 (Patrick Semansky-Pool/Getty Images)

台湾侵攻なら「壊滅的な金融制裁を」米上院議員、法案を発表

米上院議員らは2日、中国共産党が台湾侵攻をした場合、米中間の金融取引をすべて断つという「壊滅的な」ダメージを与える制裁法案を発表した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて中国共産党が台湾への武力侵攻に踏み切るとの懸念が高まるなか、抑止力を高めることを狙う。

法案はリック・スコット上院議員ら3人が共同提出した。中国共産党の台湾攻撃に対する処罰に曖昧さを残してはならないとし、財産取引のほか制裁対象者の株式・債券への投資を禁じる。さらに、台湾に対する武力行使に関与した中国人のビザの取り消しや入国を制限する。

大統領が当該制裁を実施する時期については、米国の国家安全保障上のリスクを軽減するためにも台湾侵攻の発生から30日後と義務付けた。

▶ 続きを読む
関連記事
3月31日、米国の女性記者シェリー・キットソン氏は、イラクの首都バグダッド中心部で誘拐された。米国務省はイラク当局と連携し、救出に向けた対応を急いでいる
トランプ米大統領が「壮絶な怒り」作戦の実施を決断した背景には、イラン最高指導者ハメネイ師の排除をめぐる判断があった可能性が浮上している。関係者によれば、米側は当時、ハメネイ師を標的とする絶好の機会を把握していたとされる。
米で企業の営業秘密を盗み、中国側に渡していたとして有罪になった中国出身の夫婦について、米政府は市民権を取り消した。中国出身者の市民権が取り消された新た事例となった
イラン情勢を巡り、米軍機への領空閉鎖や基地使用を拒否する英仏伊西らNATO加盟国に対し、トランプ大統領が激怒。ルビオ国務長官らが同盟関係の再評価を示唆する中、戦後最大の軍事同盟崩壊の危機が迫っている
トランプ大統領が対イラン戦闘作戦を「2週間以内」に終結させる可能性に言及