カナダのトルドー首相。写真は14日の記者会見での様子 (Photo by DAVE CHAN/AFP via Getty Images)

カナダ、ロシアのICPO排除を要請

カナダのトルドー首相は3日、ウクライナ侵攻を受けて、ロシアを国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)から一時的に排除するよう同盟国と共に働きかけていると明らかにした。排除が認められた場合、ロシアは195の加盟国からなる法執行機関の捜査支援などが受けられなくなる。

トルドー首相はオタワでの記者会見で「国際的な捜査協力は世界人権宣言の尊重とICPO加盟国間での信頼関係から成り立っている」とした上で、これを順守しないロシアはICPOから排除されるべきだと説明した。

ロシアの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)への参加停止については、「ロシアの責任を追及するいっぽう、世界経済に建設的に関わり続けられるよう」各国首脳と検討していると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。