冬の手足や全身を暖かく保つための、より詳細なアドバイスをご紹介します。 (Shutterstock)

冬を暖かく過ごすための6つの簡単な方法

春がだんだん近づいてきましたが、やっぱりまだまだ寒い!というのが本音ですよね。 気温が低いほど、手足は冷えやすくなります。に手足が冷たく感じるのは、気温が低いために静脈や動脈が収縮し、四肢への血流が制限されるからです。温かさを感じるためには血流が不可欠です。血行が悪くなると手足の指先が冷たくなってしまうのです。

冬の間、手足の指を温めるには、普通の手袋の代わりにミトン(二股手袋)をする、厚手の靴下を履く、辛いものを食べる、マッサージをして血流を良くするなど、簡単な方法があります。

その他、手足の指を温めるには、タバコを吸わないこともおすすめします。タバコを吸うと、血流がさらに悪くなるからです。また、コーヒーを控え、血液の循環をよくするために水を多く飲むとよいでしょう。

ここでは、冬の手先、足先、全身を暖かく保つための、より詳細なヒントをご紹介します。

冬を暖かく過ごすためのヒント

ゆったりとした服を着る:

ゆったりとした服は局所的に暖房の役割を果たします。手袋はミトンがよいでしょう。ミトンの余分な空間を身体の熱が満たすので、断熱効果があるのです。また、アンダーシャツや靴下など体にフィットした服と、厚手のゆったりとした服を着るとよいでしょう。

辛いものを食べる:

辛いものは血管を広げ、血液の循環をよくする働きがあります。辛いものは体温を上げ、心拍数を上げることで血流を良くします。

タバコ、コーヒー、お酒を飲まない:

前述の通り、タバコやコーヒーを飲むと血管が収縮して血行が悪くなります。アルコールは脱水症状を引き起こし、熱ではなく悪寒を誘発することもあります。

魚や緑の葉野菜を食べる:

緑の葉野菜や魚には鉄分が豊富に含まれています。鉄分は血液の循環に不可欠で、魚に含まれる栄養素は血管を拡張させる働きがあります。

水分補給:

のどの渇きを感じていなくても、水を飲み続けましょう。水分補給は体温調節に役立ちます。また、冬は夏よりも脱水症状であるかどうかを判断するのは難しいので、水筒を満タンにしておくとよいでしょう。

運動:

定期的な運動は強い心臓を作り、強い心臓は体を温めるために十分な血流をもたらします。

これらの方法を試してみても、まだ温かくならない場合、特に外から入ってきたときに手の色が変わらない場合は、医者に診てもらうべきかもしれません。 

これは、動脈の閉塞やその他の合併症によって、血液が自由に流れなくなっているサインかもしれません。手足の冷えの根本的な原因を突き止めることが、温かさを取り戻す第一歩です。

原文:「How to Stay Warm During the Winter」 は、「The Epoch Times」に掲載された記事です。

(翻訳・里見雨禾)

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