中国最高裁の「中国裁判文書網」で法輪功関係の資料を検索しても表示されなかった(スクリーンショット)

中国地方ネット規制当局が最高裁の情報サイトに警告 専門家「情報隠蔽のため」

中国遼寧省のネット規制当局、遼寧省サイバーセキュリティ・情報化委員会弁公室(網信弁)は昨年12月、「ネット上の違法行為を取り締まる」とし、省内の複数の違法アダルトサイトやギャンブルサイトなどを閉鎖し、「中国裁判文書網」を含む各サイトに対して、16回も警告したことがわかった。

「中国裁判文書網」は中国の最高人民法院(最高裁)が所管する裁判記録情報サイトである。各地の地裁などで行われた公判記録や裁判の判決文が掲載されている。

一地方部門が最高裁に警告していることについて、中国の人権弁護士で現在米国在住の呉紹平氏は、ネット世論を管理する「網信弁」が現在、大きな権限を持っていることを反映した、と指摘する。

▶ 続きを読む
関連記事
かつては家や車を持つことが成功の証しだった中国。今、人々が願うのは「ぐっすり眠れて、家族が無事に暮らせること」。頑張れば豊かになれる時代から、無事に生き抜くことが幸せな時代へ。中国のSNSに広がる切実な声
中国ロボット産業にバブルの影。政府の後押しで企業が急増し、上場ラッシュに沸く一方、倒産も相次ぐ。実用化が進まない「技術バブル」と投資マネー頼みの「資本バブル」が、業界の実態を浮き彫りにしている
10月22日夜、中国チベット自治区でM7.0の地震が発生。少なくとも16人が死亡、32人が負傷し、339世帯の住宅が倒壊した。余震が相次ぎ、隣接する青海省でも住宅に亀裂が入る被害が出ている
「教師は子どもを産むな」。中国の小学校で担任の産休に保護者らが抗議。教師を追い詰める教育現場で何が起きているのか
かつて仕事が殺到した中国の人気俳優が、2年以上も新作撮影なし。中国の人気スターが明かした芸能界の異変