2月22日、松野博一官房長官は午後の会見で、新型コロナウイルスの感染者の増加ペースが鈍ってきているものの警戒を緩める状況にはないとの見解を示した。写真は都内で昨年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

コロナ感染者数の鈍化、警戒緩める状況にない=松野官房長官

[東京 22日 ロイター] – 松野博一官房長官は22日午後の会見で、新型コロナウイルスの感染者の増加ペースが鈍ってきているものの警戒を緩める状況にはないとの見解を示した。

その理由として、重症者数の増加ペースが落ちていないことなどを指摘。今後の見通しについては、専門家からの意見を聞きながら判断していくとの見解を示した。

また、3月6日にまん延防止等重点措置の期限が来る31都道府県について、現時点で期限前の解除を求める要請は来ていないと語った。

一方、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部に「平和維持軍」を派遣すると表明したことに関し、軍隊の派遣は侵攻になるのかとの質問に、松野官房長官は「予断を持って発言することは差し控える」と述べた。その上でウクライナの主権と領土の一体性維持を日本政府として支持する方針を繰り返した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]