医食同源:漢方からみた「日本の玄米食とぬか漬け」
糠という字を、日本語で「ぬか」と発音するそうです。
収穫した米から籾(もみ)を除去したものが玄米で、その玄米を搗いて白米にする過程で出る不要物が「ぬか」です。日本語の「ぬか」の語源は、「脱皮(ぬけかわ)」から転じたものだそうです。
一方、漢字の「糠」をよく見ると米偏に「康」。つまり、米穀のもつ健康的な栄養素がこの糠に凝縮されていることが、文字からも分かるのです。
日本には、この糠を発酵させて野菜を漬ける「ぬか漬け」があります。ぬか漬けは、日本人の伝統的な飲食の中で、最も健康的な食物の一つとされています。
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