写真は、オナガイヌワシの滑空のようすです。(AAK Nature Watch / PIXTA)

カササギがオナガイヌワシの翼で「サーフィン」する珍しい光景が撮影される

オーストラリアの写真家が、飛んでいるオナガイヌワシの翼の上でカササギが「サーフィン」をしている珍しい写真を撮影しました。

写真家のウェイン・ラインクさん(65歳)は、ある日の早朝、クイーンズランドの町グナルダで撮影場所を探していたところ、突然、オナガイヌワシがカササギに「嫌がらせ」されているのを目撃しました。

「私は急いで連写したのですが、その時ちょうど、カササギが翼の上でサーフィンをしている姿をとらえました」

ラインクさんは、「カササギがワシに嫌がらせをしているのを見て、すぐにカメラに収めなければならなかったので、この写真は携帯端末で撮影しました」と大紀元時報に語りました。

ラインクさんは、写真がうまく撮れたかどうかはわからないと言います。

「家に帰ってパソコンで見て初めて結果がわかる」「正直、家に帰ってその日撮れたものを見るのが一番楽しい」と説明しています。

ラインクさんはサーフィン中のカササギを撮影したことを「大成功」だと感じていました。

彼はこの写真をオーストラリア固有の鳥のための公的なソーシャルメディアグループに投稿し、何千もの「いいね!」と何百ものシェアを得て、コメントから「その光景を自分も見たかった」という声が多く聞かれました。

(カササギがオナガイヌワシの翼で「サーフィン」する珍しい光景の写真はこちらから)

ラインク氏は、写真加工ソフトのAdobe Lightroomを使って、写真のサイズや露出を細かく調整しているようですが、このオナガイヌワシの写真は「鳥の美しさを忠実に表現する」ために、色を変えないようにしたそうです。

「息子が重病にかかったとき、私は写真に関わるようになりました。その過程で、いろいろな猛禽類が好きになったんです」

「定年退職した今は、野鳥撮影を趣味にしています。ほとんどの場合、私は地元の鳥を撮影するためにさまざまな場所に行きます。私は毎日彼らのテリトリーを訪れ、彼らの様子を観察し、多くの鳥と関係を築いてきました」

ラインク氏にとって大切なことは、写真だけでなく、家を出て、自然や「人生の喧騒」を体験することのようです。彼にとって趣味の世界での最大の喜びは、自分の作品が人に喜んでもらえることなのです。

(翻訳・里見雨禾)

関連記事
運動や食事に加え、良質な睡眠が体脂肪燃焼に重要な鍵です。この記事では、寝ている間に脂肪を燃焼させる3つの戦略を紹介。
食生活改善の第一歩として、手軽に揃えられる食材を活用しましょう。忙しい日でも、栄養豊富で簡単な料理が作れます。スパイスやナッツ、シナモンなど、日常に役立つ食材を詳しく紹介します。
今年の夏、世界各地で記録的な猛暑が続き、熱中症リスクが高まっています。台湾の陳俊如院長が、熱中症対策に効果的な食材や予防法を詳しく解説。
水分補給の基本、実は「1日8杯」だけではない?年齢や生活環境に応じた適切な水分摂取方法をご紹介します。
スタンフォード大学の研究者が開発した新技術により、皮膚を一時的に透明にして内部の臓器を安全に観察できるようになりました。食品用染料を使った革新的な方法が、医療診断に新たな可能性をもたらすかもしれません。