ヒエロニムス・ボス『快楽の園』(Shutterstock)

初期ルネサンス天才画家 ヒエロニムス・ボスの絵画の魅力 

ヒエロニムス・ボス(1450-1516)はルネサンス期のネーデルラントの画家で、イタリアの芸術家たちのように人体の美に拘っていないものの、上の画像の絵画、彼の代表作「快楽の園」に見られるように、彼のほぼすべての作品は、想像力にあふれたユニークなものとなっており、同時にいくらかの哲理も含まれています。例えば彼の1490年の作品である「死神と守銭奴」は道徳を語る寓話の絵などはそうです。

(ヒエロニムス・ボス「死神と守銭奴」の画像はこちらから)

生涯、富を追求してきた人が死ぬ間際になっても財宝を手放せず、死んでも死にきれません。しかし、時が来れば、誰も逆らえず、結局この人は鎧も、武器も持てず、素っ裸でベッドに横たわるしかないのです。この光景は、まるで人々に、「素っ裸でこの世に生まれたが、死ぬ時は何も持っていけない」ことを教えているようです。

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