マイク・ギャラガー米下院議員(共和党)。2021年9月21日、米議会にて (Anna Moneymaker/Getty Images)

「選手が北京五輪で失踪なら、IOCを制裁」米議員が法案提出

マイク・ギャラガー(Mike Gallagher)米下院議員(共和党)は現地時間3日夜、北京冬季五輪に関わった選手、ファン、報道関係者らの人権が侵害されれば、米国は国際オリンピック委員会(IOC)に制裁を加えるための法案を提出する。FOXニュースが報じた。

この法案は、下院共和党トップのケビン・マッカーシー( Kevin McCarthy)院内総務や米下院外交委員会のマイケル・マッコール(Michael McCaul)筆頭委員ら共和党重鎮から支持を得ている。

法案は、「中国共産党が中国の人権侵害に抗議する人たちを狙って行動を起こせば、悪影響を受ける恐れがある」とIOC当局に警告している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。