イメージ画像。北京の清河駅前で、2022年北京冬季オリンピックの宣伝ボードの前に立つ清掃員 。まだゼロコロナ政策中であるため、マスクとゴーグルの完全武装だ。(Carl Court/Getty Images)

北京五輪 呪われたオリンピック=仏誌

2月4日に開幕する北京冬季オリンピックについて、仏誌「ル・ポワン」は「史上もっとも白けている冬季五輪」と形容した。諸国の外交ボイコットに加え、国民も盛り上がらず、開催コストから環境保護、新型コロナ対策、人権問題まで国際社会に糾弾されているからだという。

1月31日発売のル・ポワン誌は、「呪われたオリンピック」と題する記事を掲載した。

北京市は、夏季と冬季の五輪を催した唯一の都市である。記事は中国政府はその権力を誇示するために、代償を顧みず冬季五輪の開催に固執したと評した。同記事はフランスのアンドレ・ガトラン上院議員の見解として、「オリンピック精神うんぬんよりも、北京(中国)を世界の中心に仕立てようという企みは明らかだ」と伝えた。

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