米著名投資家ジョージ・ソロス氏(FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)

ソロス氏、「習氏は再任できない可能性」党内闘争や不動産危機などで 

米著名投資家のジョージ・ソロス氏は1月31日、中国の習近平国家主席は今秋に開催される党大会で3期目続投を実現できない可能性があるとの見方を示した。ブルームバーグが同日、伝えた。

報道によると、91歳のソロス氏はスタンフォード大学フーバー研究所のイベントに出席した際、習近平氏は共産党内部から強い反発を受けているため、毛沢東と鄧小平に肩を並ぶ地位を確立できないかもしれないと発言した。党内政敵のほかに、不動産危機、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大、出生率の低下も、習氏の続投を阻む要因となっていると同氏は指摘した。

現時点では、今回の党大会で習近平氏の3期目を確実視する専門家は多くいる。ソロス氏は、経済政策と防疫政策における習氏の指導力に関して、「党内で激しい闘争が繰り広げられており、様々な党の出版物で(闘争を)見受ける」と話した。

▶ 続きを読む
関連記事
香港に流れた数千億元の資金をめぐり、中共当局が封じ込めを強めている。汚職官僚の資産逃避だけでなく、人民元離れが広がることへの危機感もにじむ
豪華ヨット大手フェレッティで、中国資本による支配をめぐる対立が表面化した。イタリア政府は、安保規制「ゴールデンパワー」に違反した疑いで調査を進めている
韓国西海岸沖で、ゴムボートに乗った中国籍男性が逮捕された。この男性は天安門事件に関する公開書簡への署名を理由に、警察官を解雇された董広平氏の可能性がある
中国の内モンゴルの牧場で羊飼い2人の求人に700人以上が殺到。都市のホワイトカラーや大学卒業生も応募し、中国の深刻な雇用圧力と若年層の就職難が浮き彫りとなった
5月27日の中共軍幹部会議の映像では、壇上の上将は張升民氏1人だけだった。国防部長らほかの現役上将は出席せず、複数の中将も欠席した