パンデミックは終息に向かっているのか?
1月8日からCOVID‑19の新規感染者数が急速に減少し始めた。これに対し、ジョンズ・ホプキンス大学のマーティ・マカリー教授は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の論説で、この急激な減少は、4月に「集団免疫」が達成され、パンデミックが終息に向かうことを意味すると述べている。コロナ疲れに悩む多くの人と同じように、このまま数字が下がり続け、マカリー教授の予想が当たることを願っている。
マカリー教授は、この急激な減少はワクチン接種やマスク、ソーシャル・ディスタンス確保などの予防策によるものではなく、集団免疫によるもので、感染から回復して免疫を獲得する人が増えるにつれて、パンデミックの終焉は間近であることを意味していると述べた。
新規感染者数の「激減」には、もう一つの説明がある。PCR検査のCt値に関する世界保健機関(WHO)の最新ガイドラインである。それによると、Ct値が40を超えると偽陽性率が大幅に上昇し、30を下回ると偽陽性率が低下する。つまり、Ct値を下げるだけで、新規感染者数を劇的に減少させることができるのだ。これが要因の一つかもしれない。
関連記事
原爆投下から81年。米国の決断は「悪魔の所業」だったのか、本土決戦を回避し無数の命を救う苦渋の選択だったのか。当時の軍事的・地政学的背景を再検証し、現代の独裁政権による核の脅威と兵器の本質に迫る
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
中国国営メディアが生誕100年で称賛する江沢民元党首。しかしその裏には、天安門事件での台頭、法輪功迫害や「厳打」運動、形骸化したWTO公約など、隠蔽された弾圧と強権統治の冷酷な歴史的事実が存在する
WHOと世界銀行によるパンデミック対策計画に対し、投資の算出根拠や資金配分の優先順位を検証した寄稿記事。著者は、既存の公衆衛生への影響や国際機関の説明責任を指摘し、政策決定のあり方に疑義を呈している
中露の緊密な連携がもたらす地政学的危機と、日本の新インテリジェンス体制『国家情報局(NIB)』の脆弱性を冷徹に解剖。民間企業に忍び寄る技術強奪や認知戦の脅威に対抗する、ビジネス防諜のあり方を提言