トンガに向かう豪軍艦からコロナ陽性者、物資輸送は継続
[25日 ロイター] – オーストラリア当局は25日、海底火山の大規模噴火に見舞われたトンガに支援物資を運ぶため当地に向かっている軍艦の乗組員から新型コロナウイルス感染者が23人確認されたと発表した。
トンガはこれまで感染が拡大しておらず、拡大すれば大きな打撃を受けるとの懸念から人との接触を伴わない方法での支援提供を要請している。
オーストラリアのダットン国防相は、豪軍艦「HMASアデレード」の乗組員約600人のうち23人が検査で陽性反応を示したと述べた。
この軍艦は21日にブリスベンを出発、26日未明にトンガに到着する予定という。
同相はスカイニュースに対し、「脅威をもたらすことがないよう、トンガ当局と協力し、艦船を海上にとどめておく」と述べた。
国防省はその後に発表した声明で、HMASアデレードは任務を継続し、安全な方法で物資を届けるとした。
また「陽性者と濃厚接触者は隔離されている」とし、軍艦には40床を有する医療施設があり、重症患者の対応や検査が可能と説明した。
乗組員は全員ワクチンを接種しており、陽性者23人はいずれも無症状か軽症という。
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]