2021年12月21日、中国・西安市内でPCR検査を待つ市民の列(STR/AFP via Getty Images)

都市封鎖の西安市、医療機関に拒否された妊婦が流産 ネット上で非難轟々

中国・西安市では、昨年12月下旬から中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大で都市封鎖が実施された。厳格で理不尽なゼロコロナ政策は多くの悲劇を生んだ。

1人の市民はネット上で、「今の西安市政府は、市民が餓死あるいは病死しても構わないという態度を見せている。でも、市民が新型コロナウイルスで死ぬことを絶対に許さないのだ」と批判した。

4日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」上に西安市の病院に診察を拒否された妊娠8カ月の女性が流産したという情報が投稿され、市民の怒りが渦巻いた。病院側は、妊婦が新型コロナウイルスPCR検査の陰性証明書を提示しなければ、病院への立ち入りを禁止し、診察と治療を行わないとしていた。

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