P3およびP4の実験室は、危険度の高い生物実験を行う施設です。そこには最高レベルのセキュリティが要求されます(cassis / PIXTA)

世界に増える「危険なウイルス実験室」とくに中国で急増中

台湾の中央研究院で先日、ある女性研究補助員がP3実験室で新型コロナウイルスの病原体に接触し、デルタ変異株に感染しました。これにより、それまで35日間続いた台湾の「確定診断者0人」の記録がストップしました。

P3実験室およびP4実験室は、いずれも危険度の高い生物実験を行う場所です。

米国のウイルス学の専門家で、米陸軍研究所のウイルス学科実験室主任も歴任した林暁旭博士は、自身の経験をふまえて、実験室運営の最も重要な問題を指摘しました。以下は、林暁旭氏へのインタビューの概要です。

通常、実験室生物安全レベルは4級に分けられます。リスクは低いほうから高いほうへP1、P2、P3、P4となります。危険度はP4(レベル4)が最も高く、P3(レベル3)がそれに続きます。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。