P3およびP4の実験室は、危険度の高い生物実験を行う施設です。そこには最高レベルのセキュリティが要求されます(cassis / PIXTA)

世界に増える「危険なウイルス実験室」とくに中国で急増中

台湾の中央研究院で先日、ある女性研究補助員がP3実験室で新型コロナウイルスの病原体に接触し、デルタ変異株に感染しました。これにより、それまで35日間続いた台湾の「確定診断者0人」の記録がストップしました。

P3実験室およびP4実験室は、いずれも危険度の高い生物実験を行う場所です。

米国のウイルス学の専門家で、米陸軍研究所のウイルス学科実験室主任も歴任した林暁旭博士は、自身の経験をふまえて、実験室運営の最も重要な問題を指摘しました。以下は、林暁旭氏へのインタビューの概要です。

通常、実験室生物安全レベルは4級に分けられます。リスクは低いほうから高いほうへP1、P2、P3、P4となります。危険度はP4(レベル4)が最も高く、P3(レベル3)がそれに続きます。

▶ 続きを読む
関連記事
錦糸町マルイで開催される台湾グルメフェアから、植物性素材で楽しめる台湾ソース3品を紹介。ご飯や麺、豆腐に合わせやすい“食べる調味料”を試食できます。
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
股関節の痛みは筋肉の弱さやアライメントの乱れが原因のことも。バタフライストレッチ・グルートブリッジ・チェアスクワットなど、自宅で寝ながらできる5種目を理学療法士が解説します
パスポート写真で求められるのは、笑顔よりも「本人と確実に照合できる顔」です。なぜ無表情が基本なのか、顔認識技術や国際基準の背景から、申請で失敗しない写真のポイントを解説します。