19日に行われた香港立法会議員選挙の投票を終えた有権者 (Bertha Wang/AFP via Getty Images)

香港選挙に「深刻な懸念」G7とEUが共同声明 

日米欧など主要7カ国(G7)の外相と欧州連合(EU)の外務・安全保障政策上級代表(外相)は20日、親中派が圧勝した香港立法会議員選挙の結果を受けて、民主的な選挙制度が侵食されていると「深刻な懸念」を表明する共同声明を発表した。

声明では中国に対し、香港の高度な自治を認めた中英共同宣言を順守し、基本的な権利と自由を尊重するよう求めた。そのうえで、香港の政治機関に対する信頼を回復し「民主主義的価値と、人権および自由の擁護を推し進める人たちに対する不当な抑圧」を終わらせるよう呼びかけた。

中国の習近平指導部が主導して選挙制度が変更されてから初めて行われた19日の香港立法会(議会、定数90)選挙では、親中派が89議席を獲得、中間派は1議席だった。一般の有権者が投票できる直接投票枠(定数20)の投票率が過去最低の30.2%となり、前回2016年の58.28%を大きく下回った。

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