JAXA、日本人宇宙飛行士の新規募集を開始
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、日本人宇宙飛行士の新規募集の受付を始めた。期間は同日から来年3月4日まで。「学歴不問」など従来と異なり応募条件を大幅に緩和した。
このたび募集する日本人宇宙飛行士には、国際宇宙ステーション(ISS)や日本実験棟「きぼう」をはじめ、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面調査でも活躍が期待される。日本は米国中心の有人月面探査「アルテミス計画」に参加しており、募集開始により月面調査について具体的な準備段階に入ったことがうかがえる。
現役の日本人宇宙飛行士は7人で平均年齢51歳。最年少は元海上自衛隊自衛官で医師の金井宣茂氏で43歳。去年10月、萩生田前文科相が今後5年に1回程度で募集を行うと発表した。
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