これまで中国共産党は庶民にお金を稼ぐ機会を許してきた。そのかわりに中国人は政治的自由に関しては目をつぶっていた。しかし現在、失業が広がる中で、この暗黙の約束は、「安全」や「良好な生活」といったあいまいな約束に変わりつつある。画像は上海市外灘(JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)

「恨むことをやめよ」上海の大学、南京事件死者数に疑問の教員を解雇

中国上海市にある震旦職業学院は16日、授業中に「南京大虐殺」の死亡者数に疑問を呈した女性教員を「重大な教育事故を起こした」として、解雇すると発表した。

中国SNS微博(ウェイボー)に投稿された動画では、教員の宋庚一氏は授業で、日中戦争のさなかに旧日本軍が南京で30万人を殺害したとの中国当局の主張について、「この歴史を支える史料はなく、世間の推測に過ぎない」と話した。

宋氏は、事件について「永遠に恨むのではなく」「なぜ戦争が起きたのかを反省しなければならない」と日中戦争に関して理性的に認識する必要があると学生らに呼びかけた。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSで人気を集め、車の販売も好調。それでも会社の利益は87%激減。中国自動車大手の「ネットアイドル社長」が退職した。人気も実績も経営危機には勝てない? 中国自動車業界の厳しい現実
中国最大の経済都市、上海のオフィスの約4分の1が空室?
コーヒーを買わずに何時間も居座る客。1杯だけ注文して一日中パソコンを使う人も。中国のスタバがついに新ルール導入。「座るなら注文して」
マイクロソフトは、中国共産党が支援するハッカー集団がAIツールで世界の数百組織を攻撃したと発表した。3時間未満で強い操作権限を得た例もある。同じツールは日本企業への攻撃にも使われたが、同集団の関与は断定されていない
テスラが新型「ロードスター」で短時間の飛行や空中回転を披露し、中国で話題に。中国共産党機関紙『人民日報』は中国EVの競争力を強調したが、ネット上では冷ややかな声が相次いだ