12月14日、イタリア国家統計局によると、昨年の同国出生数が1861年の国家統一以来最低を記録した。ミラノで昨年5月撮影(2021年 ロイター/Flavio Lo Scalzo)

イタリア出生数、昨年は1861年の統一以来最低 12年連続減

[ローマ 14日 ロイター] – イタリア国家統計局(ISTAT)によると、昨年の同国出生数が1861年の国家統一以来最低を記録した。出生数は12年連続で減少している。

昨年の出生数は40万4892人で、前年から1万5192人減少。

死者は74万6146人で、人口は5930万人に減少した。

今年1─9月の速報値によると、出生数は前年同期から1万2500人減少。ISTATは新型コロナウイルス感染流行が大きな押し下げ要因とみられると指摘した。

イタリアに居住する女性の昨年の1人当たり出産人数は1.24人。イタリア人女性では世界最低水準の1.17人となった。

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