「中国企業のために働いた」カナダ警察、宇宙庁元職員の背任を告発
カナダ警察は9日、宇宙開発を担う政府機関「カナダ宇宙庁(CSA)」元職員の鄭萬平(Wanping Zheng、音訳、61歳)を、同庁在籍中に中国の航空宇宙企業のために働いた疑いがあるとして背任罪で告発したと発表した。
発表によると、鄭は自身のCSAエンジニアとしての身分を利用して、中国の航空宇宙企業を代表し、アイスランドでの衛星放送施設の設置協定の交渉に関与したとされている。
同被告は8日に逮捕され、15日にカナダ・ケベック州ロンゲールの裁判所に出廷する予定だ。
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