岸田文雄首相は9日の参院代表質問で、世界保健機関(WHO)への台湾のオブザーバー参加について引き続き関係国に働きかけると述べた。写真は12月6日、国会内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

台湾のWHOオブザーバー参加、引き続き働きかける=岸田首相

[東京 9日 ロイター] – 岸田文雄首相は9日の参院代表質問で、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加について引き続き関係国に働きかけると述べた。自民党の有村治子議員への答弁。

首相は「日本は国際保健の課題への対応にあたっては地理的空白を生じさせるべきでないと一貫して主張をし、台湾のWHO総会のオブザーバー参加を一貫して支持してきた」と指摘。「特に今回の新型コロナウイルスのような、世界に甚大な影響与える感染症については、自由 透明、迅速な形で、台湾のようにコロナ対策で実効的な措置を取り、成果をあげた地域を含め、世界各国の知見が広く共有されることが重要」と説明した。

林芳正外相も主要7カ国(G7)は今年5月の外務開発大臣会合でWHO総会への台湾の意義ある参加を支持する立場を表明していると強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が開幕し、約130か国3千0人が参加。トランプ大統領が約6年ぶりに出席。世界経済フォーラムのブレンデ最高経営責任者(CEO)は、米国代表団の規模について「近年で最大規模になる可能性が高い」と述べた
イランの警察総長が抗議デモ参加者に3日以内の自首と減刑を提示。背景には中国共産党との密接な協力関係があり、監視技術の供与や警察当局間の連携による「中国共産党式弾圧」の影が色濃く漂っている
イランで続く抗議デモの最中、国営テレビがハッキングされ、米国の支持を訴える亡命王太子の演説が放送された。米軍も空母や戦闘機を中東へ集結させており、情勢は緊迫
数週間にわたりイスラム共和国を揺るがしている混乱に対し、テヘランの現体制は激しい弾圧を続けている
カナダのカーニー首相による訪中と経済合意の裏側を、専門家が分析。対中依存がもたらす安全保障上のリスクや、米国との同盟分断を狙う北京の戦略的意図、さらに台湾関係への影響について警鐘を鳴らす