善には善の報いがある 娘の難病が治った老人のお話
沈じいさんは、裕福であちこちの旅行者をもてなす家をいくつか持っていた。ある冬の日、大雪が降る中、青褐色の服を着た男性が「ここに来る途中に泥棒に遭い、荷物を全部持っていかれてしまった。どうか私を哀れんで一晩泊まらせてください」と懇願した。
生まれ付き、親切で寛大だった沈じいさんは急いで彼を迎え入れ「雨雪が降っているのにそんな薄着で寒いでしょう」と言い、冬の外套を持って来て、火をつけて部屋を暖めると、食事と酒を用意した。
翌日、旅人は出かける前に沈じいさんにいくらかのお金を渡した。旅人は「あなたの優しさと寛大さに恩義を感じていますが、これしかお返しすることが出来ません。ただあなたは顔色が悪いですね。具合でも悪いのですか? 何か理由があるなら聞かせください」と尋ねた。
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。