2021年11月8日、オーストラリア・シドニーのQVBショッピングエリアを移動する買い物客 (Lisa Maree Williams/Getty Images)

豪ニューサウスウェールズ州、防疫規則違反の罰金徴収総額は40億円超え 

シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州当局が、昨年から企業や個人から防疫規則違反で徴収している中共ウイルス(新型コロナウイルス)関連の罰金総額は、約5000万豪ドル(約40億円)に上ることがわかった。

同州財務省から入手した数字によると、当局は2020年3月1日以降のパンデミックの期間中に5万6617件の違反行為を取り締まり、その罰金の額が5324万豪ドルに達した。そのうち大部分が2021年6月25日から11月18日までのデルタ型の流行時の徴収だという。

同州当局は8月、中共ウイルスの新規感染者が過去最多を更新するなかシドニーのロックダウンを州全体に拡大。同月ベレジクリアン州首相(当時)は、自宅待機命令に違反した人や接触者追跡担当者に虚偽情報を提供した人には州警察が最大5000豪ドルの罰金を科すと発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリアのヒクイドリといえば、世界で最も危険な鳥とされており、その名を知っている人が名を耳にすれば背筋がゾッとするでしょう。 ヒクイドリが恐ろしい理由として、発達した太ももの筋肉と、鋼鉄のナイフのような鋭い爪を持っているからです。
ニュージーランド高等裁判所は、英国の女性権利活動家のポージー・パーカーことケリー=ジェイ・キーン=ミンシャル氏 […]
太平洋島嶼国のソロモン諸島の警察はこのほど、警官32人が訓練と中国文化への理解を深めるために中国に出発したと発 […]
豪州政府はこのほど、中国企業が北部ダーウィンの商業港を99年間賃借する契約について、安全保障上の観点から見直し […]
豪ノーザンテリトリー州のウッドロフ小学校(Woodroffe Primary School)はこのほど、中国政 […]