2020年1月21日、全豪オープンで女子シングルスで日本の日比野菜緒選手と対戦した彭帥選手(GREG WOOD/AFP via Getty Images)

消息不明の中国選手が姿見せるも懸念拭えず 仏外相「もっと証拠を」

中国高官から性的関係を強要されたと告発し、消息が不明になった彭帥選手が21日、北京で開催されたテニスイベントに姿を見せた。イベント主催側や官製メディアの幹部が彭選手の写真や動画を公表した。

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も同日、彭選手とビデオ通話を行い、無事で健康に北京の自宅で暮らしていると説明があったという。

フランスのジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相は21日、彭選手が姿を現しても、彼女の身の安全を証明するには「十分ではない」とし、「より多くの証拠を提供するよう」中国当局に呼びかけた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
記者会見で米メディアが「中国は『米中共同統治』(G-2)枠組みを受け入れるか」と質問した。王毅外相は「大国共同統治」の論理には同意せず、「平等で秩序ある世界多極化の構築」は各国の共通の責任であるべきだと述べた。専門家は「中共は怯んだ」と分析している
中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。特にハメネイ師の暗殺や、イラン市民が体制転換を求める動きについてはほとんど報じていない。イラン情勢と中国国内の現況を重ね合わせてたくないとの思惑があると指摘されている
海外メディアの報道によると、今月末に予定しているトランプ米大統領の訪中は、首都・北京のみで行われ、他の都市への日程は組まれない見通しとなった。関係筋は、トランプ氏の日程が極めて限られていることに加え、安全面の配慮が主な理由だと説明している