2019年4月4日、セルビア・スメデロボにある中国企業が所有する製鋼所の近くを走るトラック(OLIVER BUNIC/AFP via Getty Images)

「中国系製鋼所から赤いほこり」セルビアの町でがん発症率が急上昇=報道 

セルビア中部に位置するラディナック(Radinac)村の住民は、5年前に中国企業が地元の製鋼所を買収した後、がんの発症率が急速に上昇した。工場から出る大量の赤いほこりが原因だとみられる。同国政府は、環境汚染を改善するよう中国企業に圧力を強めている。

ロイター通信9日付によると、ラディナック村は、中国企業が所有するスメデロボ製鋼所からわずか数百メートルしか離れていない。村は工場から毎日排出される赤いほこりで覆われている。村民のがん発症率はこの10年間で4倍になった。住民は工場に対して、汚染物質排出量の削減または工場の閉鎖を求めている。

がんと診断された村民の1人はロイター通信に対し、「洗濯物は部屋干ししかできない」と話した。地元住民によると、水では車などに付いた赤いほこりを洗い流せず、酢を使っているという。地元住民は健康被害を懸念し外出を控えている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で企業の過去帳簿や領収書、資金の流れに対する税務調査が強まっている。土地収入の減少に直面する地方政府が、税務調査や罰金、非税収入で財政不足を補おうとしているとの見方が出ている
中共は日本の防衛・軍備強化計画を批判し、アジア太平洋各国に対し日本の「新たな軍国主義的行動」への共同で対抗するよう呼びかけたが、小泉防衛相のみならず、海外の専門家からも日本の軍備強化加速はあくまで対応的なものだという声が多く上がっている
「純銀製」のはずが基準未達。中国の宝飾大手「周六福」で品質問題が発覚。苦情は約4700件、加盟店は1年で598店減少。失ったのは売り上げだけではなく、消費者の信頼
「冤罪は誰にでもある」この言葉を発したのはネット民ではなく、中国の検察だった。市民の訴えを「不受理」としたうえで、「もう忘れて穏やかに暮らしてほしい」と回答。中国ネットでは「検察がそれを言うのか」と驚きの声が広がっている
「運転支援だから大丈夫」と、ハンドルから手を離した数秒後、車が大型トラックに追突。一家3人が死亡した。運転支援と自動運転、その違いを知っていますか