もうゴキブリは怖くない!ゴキブリを自然駆除する7つの方法

ゴキブリは昔から厄介な生物でした。見た目の不快さだけでなく、体に大量の細菌を保有し、繁殖も早いため、環境衛生上大きな脅威となっています。 ゴキブリを駆除する薬剤は数多く販売されていますが、安全性に不安があります。そこで、駆除効果があるだけでなく、無毒で無害な自然駆除法を紹介します。

ゴキブリを自然に駆除する7つ方法

1.重曹とお湯で排水溝を掃除する

排水管はゴキブリが利用することが多いので、排水管の清掃はゴキブリの駆除のポイントになります。重曹は、化学的には炭酸水素ナトリウムとして知られ、弱アルカリ性で、ゴキブリが嫌う物質であり、ゴキブリが摂取すると中毒死する可能性があります。スプーン1杯の重曹とカップ1杯の60℃以上の温水を混ぜて排水口に流すと、排水口をきれいに保つことができ、細菌やゴキブリの発生を抑えることができます。

2.ゴキブリ忌避剤としての菊花アルコール

ゴキブリの専門家であり、台北第一女子高校の生物学教師である蔡任圃氏は、アルコールはゴキブリの呼吸器系に影響を与えるため、投与量が十分であればゴキブリが死ぬ可能性があると述べています。また、菊にはゴキブリが嫌う匂いが含まれているので、ゴキブリ駆除に菊酒を使用するのは多くの専門家が推奨しています。

生の菊の花びらをコップ1杯の工業用アルコールに1週間ほど浸し、それをスプレーボトルに入れて、週に1回、壁の隅や排水口などに吹きかけるだけで効果があります。

3.お酢

お酢と水を1:1の割合で混ぜ、ゴキブリが発生した場所にスプレーすると駆除に役立ちます。 ただし、酢水の匂いはかなり刺激的なので、使用する際には換気に注意が必要です。

4.自作柑橘精油スプレー

柑橘類の成分であるレモネンには、細菌や虫を除去する働きがあり、ゴキブリよけにも効果があります。 柑橘類の皮を4分の1程度に切り、アルコールと水を1:3の割合で加え、1週間程度浸した後、ゴキブリがよく出る場所にスプレーします。

また、精油を使って害虫を忌避することもできます。 レモングラスやユーカリの葉のオイルは、どちらもゴキブリの駆除に効果的です。オイルを希釈してスプレーボトルに入れ、ゴキブリがよく出る場所にスプレーします。 ただし、散布の際にはペットがいない状態を確保し、ペットに危険が及ばないようにすることも大切です。

5.クエン酸スプレー

重曹10g、クエン酸10g、水40gをスプレーボトルに入れて混ぜ、キッチンカウンターやシンク、排水口などに吹き付けます。数分間放置した後、スポンジで擦るとゴキブリの発生頻度を減らすことができます。

6.ゴキブリ忌避バジル袋

バジルの葉を網袋やストッキングに入れて縛り、天日で乾燥させる。バジルの匂いは強く、乾燥させた後の葉の匂いはより強く、これはゴキブリが嫌う匂いでもあります。 そのため、バジルの袋がある場所ではゴキブリが嫌がって出てこないので、自然とゴキブリの数が減っていきます。

7.手作り石けん水

石鹸や洗剤には界面活性剤が含まれており、ゴキブリの体の関節についている油脂を溶かし、気管を塞いで窒息死させてしまいます。手作り石鹸水をゴキブリの腹部にスプレーすると、呼吸のメカニズムが乱れて死んでしまうことがあります。

しかし、家庭からゴキブリを根絶するための最も基本的な方法は、ゴキブリの「食料源」を断つことです。生ゴミや食べ残しのある袋は密封してゴミ箱に入れる、食べ残しはラップで密封して冷蔵庫に入れる、毎食後に食器を洗うだけでは不十分です。しかしキッチンがピカピカだと、ゴキブリも近づこうとしないかもしれませんね。

(翻訳・志水慧美)