中国大手不動産、3分の2が債務の「レッドライン」違反=報道

不動産情報サービス大手の中国房産信息集団(CRIC)によると、10月29日時点で収益上位30社の不動産企業のうち、3分の2が当局の定めた融資規制である「3本のレッドライン」に触れている。ブルームバーグが報じた。

中国当局は昨年8月、「3本のレッドライン」と呼ばれる不動産企業の資金調達条件の厳格化措置を導入した。負債の対資産比率は70%以下、純負債の対資本比率は100%以下、手元資金の対短期負債比率は100%以上という3本のレッドラインに従って不動産企業を4分類し、それぞれの債務規模を制限する。

規制措置の発表後、「借り入れレバレッジ」を頼りに収益を上げてきた不動産開発業者は、直ちに流動性の問題に直面した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で強まる学生監視が、ついに大学寮まで。思想教育を担う指導員が寮に常駐
北京・天安門前を自転車で走ったら、動画が消えた。「なぜ?」と調べた若者がたどり着いたのは37年前の天安門事件。隠した歴史を、検閲が自ら「宣伝」する皮肉
「爆薬」を背負い、「敵を倒す」。中国の建国記念日を前に、幼稚園で今年も「幼児兵」登場
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘