日本医学界 論文執筆時にコピペ…10人に1人=研究
兵庫医科大・森本武教授の研究グループは、日本の医学界における研究公正の意識と経験について、臨床研究を行った。結果によると、論文執筆時に他の論文の一部または全部の転載(コピーアンドペースト)したことことがある人は約11%であることがわかった。同研究は22日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表した。
同研究は昨年3月、4万5000人の医師をインターネット調査に招待し、最終的に質問表に記入した1100人をサンプルとした。
回答者の9割は、研究への誠実さ(research integrity)について学んだ経験があるにもかかわらず、約半分の55%の回答者しかその意識をしていないことも明らかになった。
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