中国・広東省東莞市のオフィスでパソコンを使うハッキンググループのメンバー=2020年8月4日(Nicolas Asfouri/AFP via Getty Images)

ハッカー集団、モバイル通信事業者から通話記録を窃盗 中国発の疑いも

米サイバーセキュリティ企業CrowdStrikes社が19日に発表した最新報告書によると、中国と繋がりをもつ疑いのあるハッカー集団は、世界中のモバイル通信インフラにアクセスし、加入者情報や通話記録を窃盗している。

報告書によると、「LightBasin」と呼ばれるこのグループは、少なくとも2016年から活動している。データ窃盗行為が発覚しないよう、通信会社が相互に通信するために使用する独自のプロトコルの一部を悪用しているという。

ハッカーは個々のデバイスをハッキングするのではなく、グローバルな通信ネットワークに侵入して個人情報にアクセスしている。2019年以降にLightBasinがハッキングした通信会社は13社にのぼる。

▶ 続きを読む
関連記事
中共軍内部で、習近平政権による粛清への不満が臨界点に達しつつある実態が浮かび上がってきた。海外にいる元中共幹部の杜文は、前線将官との直接のやり取りを通じ、兵士の6割以上、将校の8割以上が張又俠・劉振立に同情していると明かした
共産党軍ナンバー2の張又俠が失脚。背景には「東南派」と「西北派」の激しい派閥抗争と、習近平の軍事特権を脅かす「人事推薦」があった。習の独裁体制を公然と批判した張が、いかにして制圧されたかの内幕を暴く
大量の違法な中国製電子たばこが米国に流入しており、その背後に国家安全保障、さらには金融犯罪が関わっている可能性がある
中南海の「危険な職務」とされる中央軍事委員会副主席。彭徳懐から最新の張又侠まで、失脚や非業の死を遂げた8人の足跡を辿り、クーデターを恐れる最高権力者との間で繰り返される、凄惨な権力闘争の闇を暴く
中国経済の減速で公務員志向が過熱する一方、体制内部の実態に失望し、中国共産党と関連組織から集団で脱退を表明する公務員も出ている。理想と現実の乖離、官僚制度の歪みが浮き彫りになっている