2021年4月24日、米ニューハンプシャー州の州政府庁舎前で、保護者らは学校の教員が授業で批判的人種理論(CRT)を教えることに抗議した(劉景燁/大紀元)

「まるで中共」中国系住民、米司法当局の批判的人種理論めぐる対応を非難

文化大革命を実際に経験したという中国から移住した女性、シ・ヴァン・フリート(Xi Van Fleet)さんはこのほど、批判的人種理論(CRT)をめぐって、全米教育委員会連合(National School Boards Association)と米司法省が「親たちが声を上げるのを阻むために、中国共産党と同じ戦略を使っている」と強く批判した。米FOXニュースが14日、伝えた。

ここ数カ月、米国の教育関係者と保護者の間で、批判的人種理論を巡って論争が繰り広げられている。一部の保護者は、この理論はマルクス主義に由来し、逆に人種差別や対立を助長する可能性があるとして、学校教育の現場に導入しないよう強く求め、各地で抗議活動を行っている。

フロリダ州、ユタ州、アイダホ州などの州政府は公立学校に対して、批判的人種理論に関する授業を禁止した。

▶ 続きを読む
関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった 
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。