10月14日、国際エネルギー機関(IEA)は月報で、世界的なエネルギー不足で石油需要が日量50万バレル増加すると予測、インフレが進行し、世界経済の新型コロナウイルス禍からの回復が鈍る可能性があるとの見方を示した。米テキサス州の油田で2019年11月撮影(2021年 ロイター/Angus Mordant)

世界経済、エネルギー不足で回復鈍化も=IEA

[ロンドン 14日 ロイター] – 国際エネルギー機関(IEA)は14日公表した月報で、世界的なエネルギー不足で石油需要が日量50万バレル増加すると予測、インフレが進行し、世界経済の新型コロナウイルス禍からの回復が鈍る可能性があるとの見方を示した。

IEAは「石炭・ガスの記録的な高値や計画停電を背景に、電力部門とエネルギー集約型産業が、操業継続のため、石油に依存するようになっている」と指摘。

「エネルギー価格の上昇で、インフレ圧力も強まっている。停電の影響もあり、鉱工業活動の低迷と景気回復の鈍化につながる可能性がある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
AIおもちゃは本当に安心なのか。米国の調査で、子どもの発達や個人情報、さらには考え方への影響まで問題視された。クリスマス前に知っておきたい現実。
12月17日夕方、中国南京市で百度地図や高徳地図など主要ナビアプリが一斉に異常を起こし、配車や宅配が大混乱した。衛星信号の妨害が原因とされ、「中台企業家サミット」の厳重警備による電波干渉との見方が広がっている
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
中国の人気ミルクティー「霸王茶姬」創業者の結婚式が話題。披露宴の乾杯は酒ではなく全員ミルクティー。二日酔いなし、宣伝効果抜群の結婚式に注目が集まった。
中国の病院で5か月乳児が手術中に死亡。医療ミスは認定、しかし実名非公表の処分発表。手術の記録は残らず、責任者不明のまま。これで納得できるのか。