米中関係の安定、国際社会に極めて重要 状況を注視=松野官房長官
[東京 6日 ロイター] – 松野博一官房長官は6日午前の会見で、米中関係の安定は「国際社会にとって極めて重要」との見解を示し、日本政府としても状況を注視していると述べた。
米国政府は現地時間5日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が中国の楊潔チ国務委員と6日にスイスで会談を行うと発表した。
松野官房長官は、米中関係について問われ、 「我が国としては、引き続き同盟国たる米国との強固な信頼関係のもと、様々な協力を進めつつ、中国に対しても大国としての責任を果たしていくように働きかけていきたい」と述べた。
バイデン米大統領は5日、中国の習近平国家主席との協議で台湾に関する合意の順守で一致したと明らかにしている。台湾を自国領土の一部と見なす中国と、これに反発する台湾の間ではこのところ緊張が高まっている。
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