英外務省によると、ジョンソン首相のアフガン移行担当特使、サイモン・ガス氏が、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン指導部と同国で協議を行った。写真はタリバンのムッタキ外相。カブールで9月撮影(2021年 ロイター)

英首相特使がタリバン指導部と会談、人道危機など協議=英外務省

[ロンドン 5日 ロイター] – ジョンソン英首相のアフガン移行担当特使、サイモン・ガス氏が、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン指導部と同国で協議を行った。英外務省が明らかにしたもので、人道危機や、アフガニスタンが過激派の温床となるのを防ぐ方法などを話し合ったという。

同省によると、特使はタリバン暫定政権のムッタキ外相、バラダル第1副首相、ハナフィ第2副首相らと協議を行った。

「アフガンの人道危機への対応を英国がどのように支援できるかや、アフガンがテロリストの温床となる事態を回避することの重要性、出国希望者に引き続き安全な通行を提供する必要性について協議した。また、少数民族の扱いや女性・女子の権利も取り上げた」と説明した。

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