10月3日、9月のドイツ連邦議会(下院)選挙で第1党になった中道左派の社会民主党(SPD)は3日、第3党の環境保護政党「緑の党」、第4党の中道、自由民主党(FDP)との3党連立に向けた協議を始める準備が整ったと表明した。写真は1日、ベルリンで声明を読み上げるFDPのクリスチャン・リントナー党首(2021年 ロイター/Annegret Hilse)

ドイツ社民党、第3、4党との交渉開始 CDU・CSUも連立模索

[ベルリン 3日 ロイター] – 9月のドイツ連邦議会(下院)選挙で第1党になった中道左派の社会民主党(SPD)は3日、第3党の環境保護政党「緑の党」、第4党の中道、自由民主党(FDP)との3党連立に向けた協議を始める準備が整ったと表明した。ただ、緑の党とFDPが、メルケル首相が属する第2党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と連立を組む可能性も残っている。

9月の連邦議会選挙ではどの政党も過半数を確保できず、数カ月に及ぶ可能性がある連立交渉が始まった。SPDとCDU・CSUはそれぞれ、政権獲得に向けて緑の党、FDP両党との連立を模索している。

世論調査では、SPDと緑の党、FDPの3党連立政権が望ましいとの回答が優勢となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係が指摘されるサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使われるスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)煉化有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した
メディアの報道によると、アメリカ防総省内部では、イラン戦争でアメリカを支援しなかったヨーロッパの同盟国に対し、懲罰的措置を取ることが検討されているという。スペインをNATOから除名する案も取り沙汰されている