米政府は27日、イランに対し、今月の合意に基づき、カラジにある施設にカメラを再設置するため、国際原子力機関(IAEA)にアクセスを認めるよう求めた。IAEA理事会前の清掃作業、13日撮影。(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

イラン、施設へのアクセス認めなければ外交的措置=米政府

[ウィーン 27日 ロイター] – 米政府は27日、イランに対し、今月の合意に基づき、カラジにある施設にカメラを再設置するため、国際原子力機関(IAEA)にアクセスを認めるよう求めた。イランが応じなければ、IAEA理事会が外交的措置を講じるとしている。

米政府はIAEA理事会への声明で「イランに対し、これ以上の遅延なくIAEAに必要なアクセスを認めることを求める」とし「イランが応じなければ、適切な対応について数日中に他の理事と緊密に協議する」と表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。