仏研究所が報告書、中共による海外法輪功学習者への迫害実態明かす
仏国防省傘下のフランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)は9月20日、中国共産党政権による統一戦線工作の実態をまとめた報告書「中国(中共)の影響力作戦」を公開した。
646ページに及ぶ同報告書は、同研究所が2年間の調査・研究を経てまとめ上げたものだという。報告書は、中国共産党(以下、中共)の統一戦線工作について「いかなる道徳規範にも準じない、目的のために手段を選ばない」と形容した。
近年、中国は外国の団体や個人を取り込む統一戦線工作を通じて、中共に有利な世論誘導やプロパガンダ工作を展開している。報告書は、中共政権が海外でもスパイやプロパガンダを通じて、気功集団「法輪功」の学習者を迫害していると言及した。
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