台湾は基本的価値共有するパートナー=TPP加盟申請で西村再生相
[東京 24日 ロイター] – 西村康稔経済再生相は24日の閣議後会見で、台湾が環太平洋連携協定(TPP)加盟を正式に申請したことについて「基本的な価値を共有し、緊密な経済関係を有する重要なパートナー」だとし、「歓迎したい」と語った。
「台湾が高いレベルのルールを完全に満たす用意ができているかどうか、しっかりと見極める必要がある」と述べ、他の参加国とも相談しながら「戦略的観点や国民の理解も踏まえながら対応していきたい」との見解を示した。
台湾のTPP加盟申請には中国が猛反発しており、議長国である日本がどう対応するのか問われ、西村再生相は、協定は新規加入の対象を国または独立関税地域と規定しており、「台湾の加入は協定上可能」だと説明。加入プロセス開始について、現在のTPP締約国8カ国すべてが合意する必要があるとし、それぞれの締約国と相談しながら対応したいとした。
関連記事
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。