米大使館、中国国防7校出身者へのビザ不発給が多発
米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)15日付によると、米政府は引き続き、安保上の理由で中国主要理系大学の出身者へのビザ発給を厳格化している。
報道によると、北京理工大学で金融学を学んだ男性は卒業後、米セントルイス・ワシントン大学へ進学した。中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大で、中国に帰国し、大学の授業をオンラインで受けた。このほど、自身の学生ビザを取り消した、と米国大使館から電話連絡があった。大使館は安保上の理由だと説明したという。
北京理工大学だけではなく、北京航空航天大学、南京科技大学、ハルビン工業大学など、いわゆる国防7校の学生のビザ申請が、米大使館に却下されることが多発しているという。ビザ発給を拒否された学生によれば、大使館側は却下の理由にトランプ前大統領が署名した大統領令を挙げていた。
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