海上保安庁は15日、北朝鮮から、弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。ジュネーブで2014年10月撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

北朝鮮が弾道ミサイル発射、菅首相「言語道断」 詳細は分析中

[東京/ソウル 15日 ロイター] – 日本政府や韓国軍によると、北朝鮮は15日、弾道ミサイルとみられるミサイル2発を発射した。海上保安庁によると、いずれも日本海の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。

菅義偉首相は日本と地域の平和と安全を脅かすものであり「言語道断だ」と強調。記者団に対し「国連安全保障理事会決議にも違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難する」と述べた。同日中に国家安全保障会議(NSC)を開く。

夕方会見した岸信夫防衛相によると、飛翔体の発射を確認したのは同日午後0時32分頃と同37分頃。現在のところ、船舶や航空機から被害を受けたとの報告はないという。

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