イタリアでの新しい研究によると、一酸化炭素、二酸化硫黄、ベンゼンなど汚染物質への短期間の曝露は、病院外での心停止のリスクを高める可能性があります( h9images / PIXTA)

大気汚染は突然の心停止のリスクを高める

イタリアでの新しい研究では、毎日の汚染物質濃度と院外心停止(OHCA)の発生率との間に密接な関係があることが判明しました。一酸化炭素、二酸化硫黄、ベンゼンなど汚染物質への短期暴露がOHCAのリスクを高める可能性があることを示しています。研究チームは、この研究の結果を予測モデルに組み込んで、医療システムがサービスのニーズを計画するのに役立てたいと考えています。

「生態系への脅威に加えて、汚染された空気が心血管疾患を引き起こす変動要因と見なされるべきであるという証拠が増えている」本研究の筆頭著者、サンマテオ総合病院研究所のフランチェスカ・R・ジェンティーレ博士は、プレスリリースの中で述べています。

「私たちは7つの一般的な汚染物質を研究し、各汚染物質の濃度が増加するにつれて、心停止のリスクが増加することを発見した」とジェンティーレ博士は言いました。

▶ 続きを読む
関連記事
突然、命を脅かすこともある心臓や血管の病気。繰り返す胸の痛みや圧迫感には、注意が必要です。大動脈解離の仕組みと、見逃してはいけない症状を解説します
顔のしわは、年齢だけでなく心臓の健康とも関係する? 中医学が注目する3つの顔の特徴と、自宅でできるツボ押しや養生法を紹介します
エレベーターより階段を選ぶだけで、心疾患による死亡リスクが約40%低下するかもしれません。約50万人のデータが示した階段上りの健康効果と、1日に上る目安の階数を専門家が解説します
心臓病を防ぐには、胸の違和感や脚の腫れなどのサインに注意を。中医学の視点で、血流を支える養生を紹介します
心臓の健康を左右するカリウム・カルシウム・ナトリウム・マグネシウムの4大ミネラル。摂りすぎも不足も不整脈リスクを高める理由や、効率的な食事・調理法を解説。高血圧や心不全など持病のある人が知っておくべき適切な補給の注意点をまとめました。