9月8日、米農務省が発表した年次報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による失業者増加などを背景に2020年に黒人とヒスパニック系世帯で食料不安が高まった。ホームレスの人々に配る食糧を車に積むボランティアら、ロサンゼルスで昨年11月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson )

米国の食料不安、20年に黒人・ヒスパニック世帯で深刻化

[シカゴ 8日 ロイター] – 米農務省が8日に発表した年次報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による失業者増加などを背景に2020年に黒人とヒスパニック系世帯で食料不安が高まった。

報告書によると、子供のいる黒人世帯では20年に4世帯中1世帯以上が食料不足を経験しており、19年に比べて18%増加した。子供がいるヒスパニック系世帯では、5世帯中1世帯以上が食料不足に陥り、前年から28%増加した。

一方、米国全体としては20年に食料不安を抱える世帯の割合は10.5%と前年と同水準にとどまった。米政府が食料購入や現金支給、学校給食の無償提供など支援プログラムを拡充させたことが寄与したもよう。非営利団体のフードバンクからの支援が増加したことも背景にある。

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