ハリケーン「アイダ」による米メキシコ湾岸の石油生産量の減少規模がハリケーン「カトリーナ」などに見舞われた2005年以降で最大となる見込みだ。8月撮影(2021年 ロイター/Marco Bello)

ハリケーン「アイダ」で産油量が大幅減少、05年以降で最悪

[ヒューストン 7日 ロイター] – ハリケーン「アイダ」による米メキシコ湾岸の石油生産量の減少規模がハリケーン「カトリーナ」などに見舞われた2005年以降で最大となる見込みだ。

8月29日のアイダ上陸後、湾岸の石油生産は約79%が停止している。累積で1750万バレルの石油生産が失われており、生産停止はなお数週間続くとみられている。エネルギーアナリストによると、アイダの影響により米産油量は2000万─3000万バレル減少する可能性があるという。

ファクツ・グローバル・エナジー(FGE)のコンサルタント、クリスタ・クール氏は、生産停止が「かなりの期間」続く可能性があると述べた。

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